自己受容、マインドフルネス、本当の自分。第十七章。

皆様こんばんは。津流雅希(つるまさき)です。
秋も深まりましたが暑かったり寒かったり寒暖差が激しいですね。くれぐれも体に気をつけて下さいね。

さて、前回十六章では私の父親について、私の思い、父親の思いを赤裸々に書かせてもらいました。しかしあれからマインドフルネスしながら昔の事を振り返ったり、日本免疫カウンセリング協会の折本光司先生にお話したりした結果、私のトラウマは父親ではなく兄にある事が分かりました。

そもそも私の幼少の頃の性格はそんなに活発ではなく、どちらかと言うとおとなしめな性格だったみたいです。赤ん坊の頃も本当に赤ん坊が居るのか?ってくらい静かな子供だったみたいです。大人になると活発で明るく、一見悩み等無いように見られるようになりました。一見良いように思えますが、それがかなり無理していたんですね。ではなぜにそうなってしまったのか、ようやく分かりました。

私には二人の兄が居ます。すぐ上の兄とは小さい頃からよく遊び仲良かったし、よく面倒見てくれました。長男とは遊んだ記憶が殆ど無く、自分から見た長男は常に恐い存在でした。私がまだ5歳くらいの時に家でインコを飼っていて、インコが雛を産んだので可愛がっていましたが、手のひらに抱いていたら私も寝てしまい、うっかり雛を落として死なせてしまいました。それを見た兄が烈火の如く怒り私に文句を言いながら叩いてきました。その時は本当怖くてビクビクしました。その後も家で遊んでいたらうるさい‼️とか良く怒鳴られたものです。それから私の中で長男は恐い存在だとインプットされたと思います。


長男は昔で言う「文武両道」で何でもできる人でした。私はその逆でどちらも平均以下なので、兄と比べてかなりの劣等感があったのでしょう。恐さと劣等感でいつの日か私は自分がダメな人間だと決め付けてしまい、自分に鎧を纏わせて表面上では笑顔で対応していながら、心では刀をいつでも抜ける攻撃体勢でいたんですね。そんな弱い自分を見せたく無いから余計にそれに固まってしまったんですね。

端から見たら今でも兄に対して恐ろしさとか劣等感があると思われるでしょう。確かについ最近まではそうでした。いや‼️つい数日前までは…!しかし、マインドフルネスしたり折本先生と話をしていくにつれ、長男への思いが変わってきました。今までは長男は順風満帆に何不自由無く人生を送ってきて羨ましい、それに引き換え自分は何て不幸だと決め付けていましたが、それは違う。

兄は小さい頃から父親と衝突ばかりしていて、父親に対して劣等感もあり、長男としてしっかりしなきゃならないと子供の頃から我慢を強いられていた。そして父親が病気で倒れてからは尚更自分がしっかりしなきゃならないと一人頑張ってくれていたんですね。その我慢が限界になり、私に八つ当りしたり、他で発散するしか無かった。兄もまた孤独だったんでしょう。それを他人には言えずにずっと虚勢を張っていたんでしょう。

これが分かるまでこんなに時間がかかるとは‼️そしてまさか自分の人格形成に兄が関わっていたとは正直夢にも思っていませんでした。これが分かった以上、これからは兄の事を受け入れ、自分もそれを経験したからこそ今の自分があると受け入れていきます。まだ完璧では無いけど、これが完璧に受け入れたら私も「自己受容」ができるでしょう。

最初にも書きましたが、幼少の自分は静かで目立たないおとなしめな性格でした。それが小学三年生の時にテレビCMのスカウトでテレビCMに主演したり、大人になり劇団に入り俳優の勉強したり、エキストラの仕事したりしてコミュニケーション能力が身につきました。残念ながら俳優の夢は絶たれましたが、勉強した事は無駄では無かった。今まではバカな事して芽が出ないクセに大金使ってしまって…!と自分を責めていたけど、無駄どころか良いものを得ていたんですね。多分、劇団に入っていなければコミュニケーション能力に欠ける病んだ人間になっていたかもしれません。私がしてきた事は全て自分の糧となっていたんです。これに気が付いたら本当に心が軽くなりました。

私の「自己受容」はこれから仕上げに入ります。そしてこの「自己受容」を一人でも多くの方に伝えていくのが私の使命です。今後も自分らしく、ありのままに生きていけるよう日々勉強、日々感謝の気持ちで無理無く頑張って参ります。

更によくよく私の人生を掘り下げ、またブログにて書きたいと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました。

津流雅希

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