皆様こんばんは。いつも私のブログを読んで戴き感謝しております。
秋のお彼岸なので今回は前回の話を含め亡き父親への思いや墓参りに行って思った事を書かせてもらいます。
前回も赤裸々に私の半生を書かせてもらいましたが、私がなぜにイジメを受けたり、自分に鎧をまとい他人を牽制するような人格になってしまったのか全然分かりませんでした。なので今まではイジメた人間や親兄弟、友人や世間が悪いんだと決め付けていました。そう思い逃げるのは簡単だけど、それでは解決にならないどころかどんどん自分で自分を泥沼に嵌めていくので良くない。では自分ではなく父親の子供の頃から掘り下げていこうと思いました。
昨日墓参りをしながら母親に父はどんな人間だったのか聞いてみました。先ずは子育てですが、私には上に二人の兄がいまして私は三男で三人兄弟です。長男には全然厳しくなく普通だったらしいですが、次男にはかなり厳しく、しつけというより暴力に近く物置小屋に逆さ釣りしたり、裸で真冬の外に出したり、叩いたりと小学校入学するまで何回かそんな事があったようです。そして三男である私には兄たちよりそうとう甘く可愛がっていたようです。しかし、私は16歳の時に父から初めてキツく叱られ人格否定されました。
その父親の生い立ちですが、父親の父親つまり私の祖父は建具職人でかなり気性の激しい職人気質全開の方だったようです。亭主関白で酒好きで稼いだ金は俺のものと言わんばかりで、家にも最低限のお金しか入れず残りは交遊費に使っていたようです。その祖父の奥さん、私の祖母は大人しく本当奥にひっそり居るような方だったようです。
祖父は子育てもかなり厳しく、私の父にもかなり厳しく、言うこと聞かないと口だけでなく暴力もあったようです(父が以前母に話していたようです)父は優しい母にいつも甘えていたようです。
これを聞いて私は思いました。父が子供の頃は当然戦争中、只でさえ大変な時代に家庭も厳しく、多分父は同級生とかからイジメられていて、それが嫌で母に甘えていた。祖父に厳しくしつけられて自信を無くし、大人になってもその劣等感は拭えなかった。いつしかもうバカにされたくないとプライド武装し、鎧をまとい刀で威嚇する人間になってしまった。母(祖母)が急逝したのもあり、孤独感に自分が分からなくなり承認欲求が強く甘えん坊のまま大人になった。だから結婚した後も他人に使われるのを良しとせず、他人にバカにされたくないから理論や知識武装していった。結局最後まで自分というのを分からずに亡くなってしまったと言う事だと思います。
つまり、私の人格も血筋によるもの、父の血を受け継いでいるという事でしょう。いや、私だけでなく恐らく祖父も祖父の父(曾祖父)の血を受け継いでいる、更にその前のご先祖から脈々と受け継いでいると思います。
つまり、これは血筋なので仕方無い、父の責任はなにもない、いや父もまた苦労して自分を見失いさ迷っていたのだと。
私は今まで父のせいで自分の人生の歯車が狂ったと思いましたが、それは違う。父は父で頑張って家族の為に何とかしてやりたいという気持ちが強かった。だが恥ずかしくてそれを口に出して言う事が出来なかった。父の無念を思うと目頭が熱くなります。
昨日墓参りして父と話してきました。そして父に初めて「ありがとう」「今まで本当お疲れ様」「後の事は心配しないで安らかに眠ってほしい」「これからは我々に力を貸してほしい」とお願いしてきました。
その後不思議な出来事がありました。霊園の向こうの空に太陽から一筋の光が‼️まるで天国への階段みたいな感じでした。そこで悟りました。「ああ、私が父の思いを受け入れた事で父がやっと旅立つ事ができたんだな、今まで墓参りに来ても冷たくされていたので無念さが魂となって残りさ迷っていたんだなと」
私も母も空を見上げて良かった良かったと笑っていました。それと同時に父が亡くなり9年間もその思いを受け入れられずすまんと思いました。
昨日の墓参りを終えて父は天に召されたであろう。そして10回忌を迎える来年には父も我々も真に開放され、私は父の事も自分も受容し全く新しい自分が誕生するだろう。昨日より私の変革は始まっている。楽しみで仕方無い。(苦笑)
自己受容とはこうして大変な道のりを絡まった糸を一本一本ほどきながら歩くもの。私がここまで気付けたのは今年の4月より門をくぐらせていただいた、日本免疫カウンセリング協会の折本光司先生のお陰です。
日本免疫カウンセリング協会の折本光司先生は自己受容にはその人本人だけでなく、家族、先祖がどうだったのかというところまで掘り下げ、徹底的にその人の闇を取り除くというやり方で真の自己受容を目指してもらう。というやり方でその人を真の安らぎへと導いていく、そしてカウンセラーとしてだけでなく、本当の自分を引き出してくれます。本当に折本光司先生に弟子入りして良かったと思っています。カウンセラー養成するところはいっぱいあれど、ここまでやるところは日本免疫カウンセリング協会の折本光司先生だけでしょう。
私はまだまだ整理をしていかない事が多々あるが、それは大変ではなく寧ろ楽しみです。これからも修行し自己受容とマインドフルネスを皆様に発信していきたいと思います。
最後に父に感謝。皆様に感謝。そして自分自身に心から感謝。
津流雅希。
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